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Xeyeシリーズ体系とメリット・デメリット

Xeyeシリーズ体系

『物品位置管理IoTサービス Xeye(クロスアイ)』(以下、Xeye)は、お客様の現場環境や運用オペレーションに合わせて様々なパターンでサービスを提供しています。今回はXeyeシリーズの体系とそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。

『物品位置管理IoTサービスXeye(クロスアイ)』とは?

『Xeye』とは、製造業、物流業、建設業等の様々な現場で発生している「モノを探すムダ」をなくすためのクラウドサービスです。
スマートフォン、QRコード、バーコード、RFIDタグ、GPS測位デバイス、ビーコン等の各種ツールを、現場の運用に合わせた最適な組み合わせで提供し、管理したいモノの位置を可視化します。
WEBやスマートフォンアプリで、何がどこにあるかをリアルタイム把握できることで、あらゆる場面での業務効率化に繋がります。

Xeyeシリーズ体系の概要

2024年3月末時点で提供している、Xeyeシリーズの体系とそれぞれのメリット・デメリットの概要をまとめた図です。

Xeyeシリーズ体系

Xeye(標準)スマートデバイス版 ※手動版

概要

Xeye(標準)のスマートデバイス版は、主にスマートフォンとQRコード等を活用し、手軽にロケーション管理を行って頂く方法です。

屋外・屋内いずれでも利用可能です。

屋外での手動管理

メリット

・スマートフォンやQRコード/一次元バーコード等、身近なツールを活用して比較的安価に導入可能

・屋外はGPS等の衛星測位を用いて緯度経度でピンポイントに位置把握可能

・屋内はビーコンを活用したゾーン管理、位置QRコードを活用したピンポイント管理等、柔軟な対応が可能

デメリット

・物品移動の際に、都度スマートフォンで読み取りや登録作業が発生するため、ヒューマンエラーが発生しうる

・現場担当者にとっては、読み取り作業が負担になる可能性がある

Xeye(標準)自動測位ユニット利用版

概要

Xeye(標準)の自動測位ユニット利用版は、GPS等の衛星電波、BLEビーコンの電波を受信するモジュール、LPWA通信モジュール、省電力加速度センサを搭載した、Xeyeオリジナルの測位ユニットを利用して、自動的に位置を管理する方法です。

屋外・屋内いずれでも利用可能です。

自動測位ユニット

メリット

・自動測位ユニットを管理対象物に取り付けておくだけで、自動的に位置測位できるため、都度読み取りの手間が省け、ヒューマンエラーも発生しにくい

・屋外と屋内でシームレスに利用可能

デメリット

・管理対象物1つに対し、自動測位ユニットを1台ずつ取り付ける必要があるため、初期コストが大きくなりやすい

・管理対象物が小型の場合、自動測位ユニットを取り付けられない

・屋内では、柱や壁等の定点に取り付けたビーコンの位置を取得するため、ピンポイントの位置把握ではなくゾーン管理になる

Xeye Type-B

概要

Xeye Type-Bは、RFIDタグ(UHF帯パッシブタグ)を、管理対象物と置場に貼り付け、それらをセットで読み取ることで、何がどこに何個あるかを瞬時に可視化する方法です。

屋内での利用を対象としています。

倉庫

メリット

・自動測位ユニットが取り付けられないような小型の物品でも半自動的に管理可能

・通常作業をしながら読み取り可能なため、読み取りや登録作業の負担が少ない

・RFIDタグを一括読み取りすることで棚卸しの効率化が実現可能

デメリット

・GPS非対応のため、特定エリア(主に屋内を想定)のみで利用可能

・ピンポイント(どの棚の何段目)というよりは、ゾーン管理(どの棚にある、倉庫内のどの区画にある)

金属が多い環境では読み取り精度が出にくく利用できない可能性がある

・UHF帯利用時は専用リーダーや場合によって電波申請が必要になる


以上のようにお客様の状況に合わせて様々なパターンでXeyeをご提供しています。どれが適しているか分からないという場合は、複数のパターンで無料トライアルを実施頂くことも可能です。まずはお気軽にご相談下さいませ!

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