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位置管理のためのQRコード取り付け事例
電子決済、電子チケットなど様々な場面で目にするようになり、すっかり私たちの生活に定着したQRコードですが、工場や倉庫などの働く現場で、モノの位置を管理するためにも活用できます。
今回は、働く現場でモノの位置を管理するためのQRコード取り付け事例についてご紹介します。
※QRコードを活用した位置管理の方法についてはこちらの記事をご参照下さい。
もくじ
屋外でのQRコード取り付け事例
①柱や壁に取り付け
・QRコードをUVカット、防水性のラベルシール用紙に印刷して貼り付ける
・さらに防水性を高めるためには、ラベルシール用紙をラミネート加工し、マグネットで柱に取り付ける
<取り付けイメージ>
※上記で実際に使用しているラベルシールは以下の製品です。
エーワン【屋外でも使えるサインラベルシール[レーザープリンタ]ツヤ消しフィルム・ホワイト】(品番:31047)
②地面(アスファルト)に貼り付け
・QRコードをUVカット、防水性、粗面にも貼り付け可能なラベルシール用紙に印刷して貼り付ける
<取り付けイメージ>
※上記で実際に使用しているラベルシールは以下の製品です。
エーワン【屋外でも使えるサインラベルシール[レーザープリンタ]粗面に貼れるタイプ ツヤ消しフィルム・ホワイト】(品番:31043)
屋内でのQRコード取り付け事例
屋内でも屋外と同じ方法を適用することも可能ですが、屋内の場合、屋外ほど劣悪な環境でない場合は、下記のような方法で、よりコストを抑えることが可能です。
①ラックの柱に貼り付け
・普通紙に印刷して、両面テープ等で貼り付け
・ラベルシール用紙に印刷して貼り付け
<取り付けイメージ>
②床に貼り付け
・普通紙に印刷して、両面テープ等で貼り付け
・ラベルシール用紙に印刷して貼り付け
<取り付けイメージ>
③カラーコーンに取り付け
・床や柱に直接取り付けることが難しい場合は、カラーコーン等に取り付けて置く
<取り付けイメージ>
QRコード取り付け時の注意点
位置管理に便利なQRコードですが、取り付け時には下記のように注意すべき点もあります。
・屋外では設置の向きによっては、直射日光でハレーションを起こしてしまう可能性がある。
→QRコードの「誤り訂正能力」のレベルを上げたり、設置の向きを調整するなどして対応します。
・強い逆光を受けたり、暗すぎると読み取り辛いことがある。
→QRコードを読み取るスマートフォンの補助光を用いるなどして対応します。
QRコードを活用して手軽に位置管理を
QRコードやバーコードは、紫外線や汚れに弱く、屋外での使用は難しいのでは?と考えるお客様が多いのですが、今回の事例のように工夫次第で屋外での利用も可能です。
QRコードはフリーソフトやWeb上でQRコードを生成できるサービスがたくさんあるため、誰でも簡単に作成でき、用紙に印刷するだけのため、コストが抑えられます。
また、専用のリーダーが不要で、身近なスマートフォンでも読み取り精度が高いことも大きなメリットです。
是非、QRコードを活用して、モノの位置管理を始めてみませんか?
実際の導入事例
セントラル自動車技研株式会社様では、実際にQRコードを地面に貼り付けて、車両の位置管理に活用しています。
詳細は下記記事をご覧頂き、QRコード取り付けの参考にして頂けますと幸いです。
>>>QRコード取り付け事例「セントラル自動車技研株式会社様」
>>>QRコードを活用した位置管理システム『物品位置管理IoTサービスXeye(クロスアイ)』