ICタグ・バーコード個体識別ツール比較表

個体識別ツール基本比較表

ICタグバーコードなどの個体識別ツールの各種特徴を比較した表です。
これらの個体識別ツールは、探す対象となる「モノ」位置を把握するための「場所」のいずれにも利用することが可能です。

ICタグ バーコード
パッシブタグ
(※1)
アクティブタグ(※2) 1次元 2次元
NFC UHF帯 ビーコン
読取距離 ~10cm ~1m(中出力R/W)
~5m(大出力R/W)
~15m ~数cm(レーザー 式は数十cm~) ~数十cm
複数同時読取 可能 可能 可能 不可(可能な場合もある) 不可(可能な場合もある)
データ書込 可能 可能 可能 不可 不可
ユーザデータ ~数Kbyte 数十byte
(通常不使用)
数十byte
(通常不使用)
暗号処理 可能 可能 可能 不可 可能
弱点周辺環境 金属との接触 水・金属 水・金属、低温下 光(補助光で克服) 光(補助光で克服)
汚れに 強い 強い 強い 弱い 弱い
単価 50円~数百円 20円~数百円 1,000円~ 数円~ 数円~
スマホ利用 AndroidにR/Wが 内蔵 外付R/W必要 BLE対応機種多数 カメラ搭載機種多数 読取負荷大 カメラ搭載機種多数 読取負荷小
専用リーダ価格 5万円~ 十数万円~ 3万円~ 3万円~ 3万円~
その他 大出力R/Wは要免許 電池交換/充電必要

※1:パッシブタグ…タグ内には電池を持たずに、読取装置が発信した電波を受け取ってIDを送り返すもの。

※2:アクティブタグ…タグ内に電池を内蔵し、自ら電波を発信してIDを送るもの。

各種の特徴を踏まえ、お客様のご要望や現場に合わせた最適な方法をご提案します。